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有限会社竹内快速鋸は、鋸(ノコギリ)、包丁、鎌、包丁研ぎ器など、お客様に愛される商品を製作しております。

竹内式剪定鋸について

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竹内式剪定鋸について説明いたします。

切れる鋸と切れない鋸の判定

切れる鋸の判定
  • おが屑(切り粉)が鋸刃の中に溜まりにくい。
  • 鋸刃が引く方向に対して直角・もしくは少し前かがみになっている。
  • 刃が少し磨耗しても力を入れればすぐ切れる。
切れない鋸の判定
  • おが屑(切り粉)が鋸刃の中に溜まる。
  • 鋸刃が引く方向に対して反っている。
  • 刃がついている時にはなめらかで楽に切れるが、一旦刃先が磨耗するといくら力を入れても切れない。

竹内式鋸がよく切れる理由

当社の鋸刃
他社の鋸刃

当社の鋸と他社の鋸を比べて見ると良くわかります。当社の鋸は根元から刃先にかけて薄く削ってあります。この為に刃先が鋭利となり良く切れるのです。

他社の鋸も一見、鋭利に見えますが砥石角度が大きく、刃先の細い部分が少し磨耗しますと切れ味が悪くなってしまいます。その反面、当社の鋸の刃先は大きいのですが薄いため、切れ味が持続します。

ゴム柄と木柄について

ゴム柄
木柄

竹内式鋸にはゴム柄木柄があり、主に替刃式の製品がゴム柄になっています。
ゴム柄は木柄に比べて少し値が張りますが、手袋をしても滑りにくいという利点があります。
替刃式の鋸が一つあれば、そのゴム柄に他の種類の替刃をつけることもできます。
(例えば貴婦人の替刃式鋸のゴム柄に、名刀の替刃をつけることも出来ます。)

テフロン加工について

テフロン加工がしてある鋸は、錆びません。
また、ヤニがつきにくく、ついたとしても簡単に拭き取る事が出来るので、お手入れがしやすくなっています。テフロン加工をすると硬くなるため、材質に海綿鋼玉鋼を使います。

これにより刃に樹液がつかないため、切りやすくなっています。テフロン加工による切れ味の違いなどは特にありません。

知っていますか?

硬めの鋸は、角材の中の五寸釘も切ってしまいます。同時に刃も潰れます。

樹木の中に2mmほどの小砂利が入っていることをご存知でしょうか?人は生まれた時から10歳程度までは輝くばかりの肌をしていますが、樹木も同じです。人は衣服を着ますが、樹木は生まれたままの姿です。強風が吹き荒れた時には無数の微小な小砂利が木肌に刺さります。樹木はそれを抱いて成長するのです。

木を切っているときに「ガチッ」と音がしたときは、鋸の刃先が曲がったか欠けたかのどちらかです。急に切れ味が悪くなったような時には、鋸刃の根本より刃先の方を指で撫でてみてください。曲がっていても2・3枚です。指にひっかかるようでしたら木の中に小砂利が入っていた証拠です。そのまま使用せずに、目立てに出してください。

また、当社の鋸では流木や根切りなどは決してしないでください。流木は目に見えなくても無数の小砂利が刺さっています。根切りをしますと当社の鋸は再生不能となります。